
自分なりにダイエットを頑張っているけど、なかなか痩せれない。
この記事は、そんな悩みを持っている人に対して、役立つ内容になっています。
あなたが痩せられない原因はあなたの努力不足ではなく、何気なくやってしまっている太る行動に原因が隠されている可能性があります。
ダイエットを頑張っている人でも、太る原因となる行動をしてしまっています。
それは単純に知らないだけなので、この記事を読んで知識を身に着けていただければOKです。
- お菓子を食べてしまう
- まったく運動しない
- 眠る直前に食事をしている
このような当たり前のことは紹介しません。
あなたもそんなことはわかっていると思います。
この記事では、意外とやってしまっている、太る行動を5つ紹介します。
私の経験上、ダイエットを頑張っている人ほどやってしまいがちな行動をピックアップしました。
1つでも当てはまったら、それがあなたを太らせている隠れた原因かもしれません。
太る行動①:運動
あなたはどんな運動をしていますか?
どんな運動でもやらないよりはマシですが、ダイエットに効果的な運動と効果的でない運動があります。
意外に思われるかもしれませんが、ダイエットの定番である「ランニング」は、あまりダイエットには効果的ではありません。
意外とやってしまっている太る行動の1つ目は「長時間のランニング」です。
「いやいや、ランニングで脂肪を燃やすのがダイエットの正攻法だろ!」
こう思われたかと思います。
ですが、ランニングではあまり痩せられないことは科学的に証明されています。
ランニング最大の欠点は、「痩せにくい体質」になることです。
毎日長時間のランニングを行ってしまうと、「ミトコンドリア脱共役タンパク質」と呼ばれるタンパク質の1種の活性が低下することがわかっています。
ミトコンドリア脱共役タンパク質の主な役割は、エネルギーを作ることです。
ミトコンドリア脱共役タンパク質の活性が低下すると、運動していない安静時の代謝が落ちます。
つまり、エネルギーを消費しない「省エネ」な体質になると言うことです。
ダイエットを成功させるためには、代謝を上げることは必須条件の1つです。
代謝が下がった状態でダイエットを続けてもダイエットは成功しないどころか、反対に太ってしまう可能性すらあります。
毎日ランニングをしていると、人間の体はエネルギーを節約しようとします。
あなたも何かにお金を使ったら、それ以外の場面では節約しようと考えますよね?
それと同じで、ランニングしているとき以外のエネルギー消費を節約しようとするのです。
しかも、筋肉の分解も進んでしまうので、更に代謝は減少します。
脂肪を減らして、筋肉は減らさないことが魅力的に見える体型になるためには必要なことなので、そういった面からもランニングはおすすめできません。
ランニングは天候にも左右されるし、時間もかかります。
マラソンランナーになりたい場合を除いて、ランニングは選ぶべき運動方法ではないでしょう。
自宅でできるダイエット向きの運動方法を別記事で紹介しているので、そちらの運動方法に変えてみてください。
家の中でできて、1回4分で終わるコスパの良い運動方法なので、ぜひお試しください。
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太る行動②:食事量
毎日空腹を我慢して、ダイエットをしていませんか?
食事量を減らせば、たしかに体重は減少しますが、あまり健康的とは言えません。
しかも、食事量を元に戻したときにリバウンドする可能性が高いです。
意外とやってしまっている太る行動の2つ目は「食事量を極端に減らす」です。
食事量を極端に減らしてしまうと、当然ですが健康に悪影響があります。
- フラフラする
- 頭が痛い
- 体が重い
- 眠れない
- 風邪をひきやすくなった
ダイエット中にこのような症状が表れたら、あなたの食事量は足りていないかもしれません。
そして、健康面だけでなく、そもそもダイエットの目的を達成できなくなります。
ダイエットの目的は人によって様々ですが、多くの人は「健康のため」もしくは「見た目を良くするため」、この2つのどちらかだと思います。
食事量を減らすは、健康面から良くないですが、見た目にも良い影響を与えません。
栄養が足りていない状態でダイエットを続けていると、脂肪は減りますが筋肉も減ります。
筋肉量が少ない状態で、一見痩せているように見える体型を「スキニーファット」と呼びます。
スキニーファットは一見痩せているように見えますが、必要な筋肉まで減ってしまっているため、全体的に引き締まりのない、魅力的でない体型です。
また、代謝も低下しているので、ちょっとしたことでリバウンドします。
見た目を良くするためにダイエットを頑張ったのに、魅力的でない体型になってしまっては意味がありません。
そうならないためにも、食事量を極端に減らすことはやめましょう。
食事は量ではなく、質について考えることが大切です。
具体的には加工食品を減らし、タンパク質の多い食事をしましょう。
加工食品には太る原因となる、精製された糖が大量に使われています。
タンパク質は筋肉だけでなく、人間の体を形作っているあらゆる要素に使われています。
しっかりとタンパク質を摂取して、筋肉量を増やしてあげれば代謝が上がり、太りにくい体質にもなります。
食事に関しては、量ではなく質にこだわりましょう!
太る行動③:朝食
朝食はなんでも良いから、食べることが大切だと思っていませんか?
朝食であれば何を食べても良いというのは間違いです。
朝食に太る食べ物を食べれば、他の食事と同じで太ります。
意外とやってしまっている太る行動の3つ目は「朝食の内容」です。
朝食に”菓子パン”や”砂糖が入ったシリアル”を食べていませんか?
このような食べ物はいつ食べようが太る原因になります。
ダイエット中に、昼食として菓子パンは食べる人はいないですよね?
ですが、朝食に菓子パンを食べている人はとても多いです。
おそらく、朝食をしっかり食べることがダイエットには良いという思いから、食べているのでしょうが逆効果です。
朝食は何でも良いから食べれば痩せられる魔法の食事ではありません。
”菓子パン”や”砂糖が入ったシリアル”のような種類の食べ物を食べていれば、当然のように太ります。
朝は時間がないことが多く、簡単に食べられる食べ物が好まれます。
ですが、あなたがダイエットを成功されたいと思っているのであれば、朝食についてちゃんと考えるべきです。
朝食を食べるのであれば、他の食事と同様、野菜を中心とした健康的な食事内容にする。
もしくは、朝食は食べないという選択肢もあります。
朝食を食べないと太るというのは嘘なので、無理やり食べる必要はありません。
朝食について調べた研究でも、朝食を食べなくても1日の総消費カロリーは変わらないという結果が示されています。
私も朝食を食べない生活を続けていますが、太ることはないですし、昼食の量が増えることもありません。
なんでも良いから朝食は食べればOKという考えを捨てて、食べるのであれば健康的な食事内容にする、もしくは食べないようにしましょう。
太る行動④:野菜
野菜を足せば痩せられると思っていませんか?
野菜は食べれば痩せられる魔法の食材ではありません。
間違った野菜の食べからをしているのであれば、それが太る原因になっている可能性もあります。
意外とやってしまっている太る行動の4つ目は「野菜の食べ方」です。
食事に野菜をプラスして、痩せようとしている人を多く見かけます。
ですが冷静になって考えてみてください、食事量を増やして果たして痩せられるでしょうか?
野菜にだってカロリーはあります。
大量に食べれば脂肪にもなります。
野菜の多い食事は確かに健康的ですが、食べ方が重要です。
野菜はプラスするのではなく、置き換えましょう。
具体的にどうすれば良うのかを説明します。
普段の食事から白米や麺などの加工された炭水化物を減らし、代わりに野菜を食べましょう。
白米や麺などの加工された炭水化物には、食物繊維やビタミンなどの栄養素があまり含まれていません。
野菜には、そういった栄養素が豊富に含まれているので置き換えるのには最適です。
野菜の中にも炭水化物はきちんと含まれているので、白米や麺などの主食を食べないと栄養が足りなくなることはありません。
野菜を添えるのではなく、野菜を中心とした食生活に変えることで、健康的に痩せることができるでしょう。
野菜を食べるときの注意点として、ドレッシングの使いすぎには注意が必要です。
市販のドレッシングの多くは、カロリーが高く、美味しくするために糖類が多く使われています。
せっかく野菜を食べても、ドレッシングのせいで太ってしまっていることも考えられるので、使いすぎには気をつけましょう。
でしれば、糖類などの添加物が少ないドレッシングを選ぶか、オリーブオイルを使って自作するようにしましょう。
太る行動⑤:睡眠
あなたは毎日しっかりと眠っていますか?
意外に思われるかもしれませんが、睡眠不足は太る原因になります。
意外とやってしまっている太る行動の5つ目は「睡眠不足」です。
睡眠不足の人は太りやすいです。
睡眠時間とBMI(平均体格指数)の関係を調べた研究によると、睡眠時間が7時間未満の人は8時間眠っている人と比べてBMIが高いことがわかっています。
睡眠不足の状態だと食欲がコントロールできなくなることが原因の1つだと考えられています。
食欲には「グレリン」と「レプチン」と呼ばれる2つのホルモンが関係しています。
グレインが食欲を増やすホルモン、レプチンが食欲を抑えるホルモンです。
睡眠不足になると、グレリンの量が増加し、レプチンの量は減少することがわかっています。
つまり、あなたがどんなに食欲を抑えようと思っても、睡眠不足だと食欲がどんどん湧き上がってきます。
そうなってしまうと、お菓子を食べてしまったり、必要以上に食べてしまったりすることに繋がります。
食欲を暴走してしまうのを防ぐためにも、きっちりと睡眠時間を確保するようにしましょう。
理想的には8時間、最低でも7時間睡眠を心がけましょう。
睡眠不足は太るだけでなく、集中力の低下や、免疫力の低下などにも繋がります。
健康を維持した状態でダイエットを行うためにも、しっかり睡眠をとりましょう。
いかがだったでしょうか?
5つの意外とやってしまっている太る行動を紹介してきました。
1つでも当てはまっている行動があれば、今日から改善してみてください。
継続すればかならず良い方向に向かうはずです。
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