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【初心者必見!】株をおすすめ銘柄で選んではいけない理由

株をおすすめ銘柄で選んではいけない理由

 

知りたい子
どの会社の株を買っていいのかわからないな~
雑誌とかネットでおすすめされてる会社の株を買ってればいいのかな?
雑誌やネットでおすすめされている会社の株を買うことは、おすすめできませんね。
ケント
知りたい子
どうして?
失敗して資産を減らす確率がとても高いからです。
ケント

 

この記事を読むとわかること

  • 株をおすすめ銘柄で選んではいけない理由
  • 自分で株を選べるようになる方法
  • 初心者でもリスクを減らすことができる方法

 

これらの項目について、できるだけわかりやすく解説しています。

株初心者がハマる罠の代表例が、おすすめされている銘柄を買うことです。

多くの人が、これで失敗してきているので、あなたはそうならないように注意しましょう。

この記事を最後まで読んでいただたなら、株で失敗する確率をグッと下げることができますので、ぜひ最後までご覧になってください。

 

 

 

株をおすすめ銘柄で選んではいけない理由|初心者は騙される

FAKENEWS

 

知りたい子
どうして、おすすめされている株を買うのはダメなの?
株のプロが選んでるんじゃないの?
たしかに、投資初心者のうちは経験者の意見を参考にすることは悪いことではありません。
ですが、鵜呑みにして株を買うのは絶対にやめましょう。
ケント
理由を順番に解説していきます。
ケント

 

未来なんて誰にもわからない

 

まず最初に注意して欲しいのが雑誌等に書かれている「これからは○○株が上がる!」みたいな宣伝文句です。

 

専門家の意見だったり、色々なデータや理由を書いて、いかに○○株の値段が上がる確率が高いのかを説明していると思います。
ですが、その誘い文句につられて○○株を買った人の多くは損をします。

 

なぜなら、誰にも未来は読めないからです。

 

冷静になって考えてみてください。

 

本当に○○株の値段が上がることがわかっているのなら、なぜそのことを雑誌に書いてあるのですか?

 

自分だけ全財産投入して○○株を買えば、メチャクチャ儲かるはずですよね。

 

なぜそうしないのか?
それは、本当に○○株の値段が上がるのかがわからないからです。

 

それっぽい経済指標やトレンドなんかを載せて、それっぽく語っているだけなんです。

 

実際に、億単位の資産を運用しているファンドマネージャーでも運用に失敗して、資産を減す場合があります。
ちなみに有名なファンドマネージャーは、1億円以上の報酬を受けとっています。
そんなレベルの人でも、株式以上の未来は読めません。

 

コロナウイルスの流行を予言できた人がいましたか?
いませんよね?

 

コロナウイルスの流行前後で世界は一変しました。
誰が航空産業が壊滅的なダメージを受けることを予想できたでしょうか。

 

ANA

出典:TraidingView

 

上の画像は「2020年初来のANA HD株価チャート」を一部切り抜いたものです。

 

ANAと言えば、就職したい企業No.1に何回もなっている超有名企業です。
その株価が、コロナによって一時40%も下落するなんて誰にも予想できません。

 

もしあなたが、ANA株に100万円投資していたとしたら、イッキに60万円が無くなるイメージです。
想像しただけで恐ろしいですよね。

 

2019年までは、ANAを始めとした航空株は雑誌等でかなりおすすめされていました。
超大企業かつ、株主優待もあるからですね。

 

しかし、2020年になってからおすすめしている雑誌はありません。

 

投資の神様ウォーレン・バフェット氏も「世界は変わる」と発言し航空株をすべて売却したことを明らかにしています。

 

投資の神様でも読めない未来を読める雑誌が存在するのでしょうか?
もしあるのなら、ぜひ買ってみたいですね。

 

 

株価チャートは見せ方でどうとでもなる

 

先ほど少しお見せした株価チャートを見るときにも注意が必要なります。

 

下の画像をご覧ください。

 

トヨタ3ヶ月

出典:TraidingView

 

上の画像はトヨタ自動車の株価チャートを一部切り抜いたものです。

 

これを見てどう思われましたか?

 

人によって感じ方は違うと思いますが、それほど悪くないイメージを持った人が多いと思います。

 

それでは、もう一枚画像をご覧ください。

 

トヨタ1ヶ月

出典:TraidingView

 

先ほどの画像と比較して、いかがでしょうか?

 

ちょっと業績が悪い会社なのかな?

 

そう思われたかもしれません。

ですが、後の画像もトヨタ自動車の株価チャートを切り抜いたものなのです。
しかも、チャートの最後の日付はそろえてあります。

 

  • 前の画像は、直近3ヶ月の株価チャート
  • 後の画像は、直近1ヶ月の株価チャート

 

切り抜く期間をちょっと買えるだけで、イメージは大きく変わります。

 

このように、私達のイメージは簡単に操作されてしまいます。
紹介している人にとって、”都合の良い期間のチャート”を見せられているということを覚えておかなければなりません。

 

株価チャートを見せられたら、少し疑うぐらいが丁度良いです。

 

株価チャートが気になる場合は、自分で調べるようにしましょう。
ネットで、「会社名 チャート」で検索すれば簡単に調べることができます。

 

 

特定の銘柄に集中投資はギャンブル

 

どれだけ素晴らしい企業の株でも、それだけに自分の資産を集中的に投資するのはギャンブルです。

 

成長を続けている大企業に集中的に投資していれば、絶対に資産が増えると考えている人も少なくないですが、かなり危険な考え方だと思います。

 

 

Amazon

出典:TraidingView

 

上の画像は、Amazonの株価チャートで、見事なチャートになっています。
これだけ見たら、「Amazon株に全財産投資しておけば良かった!」と思うかもしれません。

 

たしかに長期的に見れば、Amazonは成長を続けていますが、ずっと右肩上がりに成長を続けていた訳ではありません。

 

例えば、2000年前後のAmazonの株価チャートを拡大して見てみましょう。

 

 

Amazon_2000年前後

出典:TraidingView

 

 

これだけ見ると、「もうAmazonは終わった」と考えても不思議ではありません。

 

このチャートを見ても、Amazon株を持ち続けられるでしょうか?

 

運良くAmazonが成長してくれたら億万長者になれますが、潰れてしまっては一文無しです。

 

運が良ければ億万長者、運が悪ければ一文無し。
完全にギャンブルですよね。

 

あなたがギャンブルではなく、堅実に資産を増やしたいのであれば、
どんなに素晴らしい株を紹介されても、その株だけに一極集中して投資するのはやめましょう。

 

 

株初心者が自分で銘柄を選べるようになるために必要なこと

business

 

ここまでは、雑誌等でおすすめされている株を買ってはいけない理由を説明してきました。
ケント
知りたい子
結局、株初心者はどうしたら良いの?
自分の目的に合った投資手法の勉強をすることが大切です。
ケント
知りたい子
投資の目的?
短期的に資産を増やすか、中長期的に資産を増やすかの2択です。
目的によって、投資手法は変わってきます。
ケント

 

 

2つの分析方法

 

結論から言うと以下の通りです。

 

目的別投資手法

  • 短期間で資産を増やしたい ⇨ テクニカル分析
  • 中長期的な資産形成が目的 ⇨ ファンダメンタルズ分析

 

それぞれの特徴と勉強方法について、順番に解説していきます。

 

テクニカル分析(短期トレード)

 

おそらく多くの人がイメージする株取引は、テクニカル分析による株取引だと思います。

 

大量のモニターを並べて、「よし、今が売りどきだ!」みたいな感じです。
デイトレードやスイングトレードと呼ばれる投資手法です。

 

テクニカル分析による短期トレードの最大のメリットは、短期間でお金持ちになれる可能性があることです。
1年で資産を100倍に増やしている人も存在します。

 

これだけ聞くと夢のような話ですが、もちろん世の中そんなに甘くはありません。

 

短期トレードを行った場合、ほとんどの人が損をします。
資産を増やすことができるのは、1部の人だけです。

 

わずかな可能性にかけて、短期間で資産を増やしたい方には、テクニカル分析を用いた短期トレードは向いていると思います。

 

テクニカル分析の基本を学びたい方には、「たった7日で株とチャートの達人になる! 」がおすすめです。

 

 

 

実際のチャートパターンを例にして、解説していくれているので、初心者でも理解しやすいと思います。

 

  • なんとなく株チャートの見方を知りたい
  • テクニカル分析を覚えて、資産を倍増させたい

 

こんな人はぜひ読んでみてください。

 

 

ファンダメンタルズ分析

 

テクニカル分析とは違い、中・長期的な資産を運用することに適した方法が、ファンダメンタルズ分析です。

 

ザックリ言うと、株価チャートは見ずに、企業の業績を見て、これから伸びそうな企業に投資する戦略です。

 

投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェット氏もファンダメンタルズ分析を使用しています。

 

テクニカル分析を使用した短期トレードと違い、資産が増えるペースはゆっくりですが、資産が一夜にしてゼロになるということも少ないです。
パソコンの前に張り付いて、株価チャートを見続ける必要もありません。

 

サラリーマンとして働きながら、株式を運用するのであれば、ファンダメンタルズ分析の方が向いていると思います。

 

なんとなくこの企業は儲かってそうだから投資するのではなく、ちゃんと決算書等の内容を読んで、

 

 

  • 本当に儲かっているのか?
  • どんなビジネスモデルなのか?
  • 将来的には伸びていきそうなのか?

 

これらの内容を総合的に判断して、自分で買うことを決められるようになりましょう。

 

株式購入は最終的には自己責任です。
おすすめされた株が暴落しても、おすすめしてきた人は責任を取ってはくれません。

 

自分で納得して買えるようになるために、最低限の知識は身につけましょう。

 

 

 

 

決算書を読めるようになりたい方には、コチラの本がおすすめです。

 

決算書の読み方を、わかりやすく簡単に解説していくれています。
図が多く、会話形式で書かれているので、本を読むのが苦手な人でも読み切ることができると思います。

 

決算書を読めるようになって、自分で投資する企業を選べるようになりたい方はぜひ読んでみてください。

 

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