






この記事を読むとわかること
- 年金制度が崩壊しない理由
- 年金はどれくらいもらえるのか?
- 年金だけで老後生活を送れるのか?
これらの項目について、わかりやすく解説してきます。
年金は老後の生活を考える上で、とても重要です。
年金について、基本的なことだけを知っているだけでも、老後の不安を解消することができます。
老後の不安を煽(あお)って、保険や金融商品を売ろうとしてくる営業マンも存在します。
そういった商品を買う前に、ぜひ自分で年金について勉強してみましょう。
知識を身につけるのが、騙されないようになるための1番近道です。
この記事を読めば、年金の超基本的なことは学べるようになっていますので、ぜひ最後までご覧になってください。
年金は本当にもらえるのか?




年金は自分が払ったお金が老後にもらえるシステムではないんです。






年金の財源
- 現役世代の年金保険料
- 年金積立金
- 税金(消費税など)

- 誰も働かない ⇦ ありえない
- 年金積立金がなくなる ⇦ 経済状態によってはありえる
- 誰も税金を払わない ⇦ ありえない
年金財源としては1番大きい、「現役世代の年金保険料」については、
「日本国民全員が働かない」もしくは「日本国民全員が個人事業主になり、保険料を払わなくなる」のどちらかにならない限り、年金保険料は支払われます。
年金保険料は会社員なら強制的に給料から引かれるので、会社員として働くのであれば嫌でも支払わなければなりません。






年金だけで老後の生活は難しい|長生きリスク

もらえる年金額については、簡単には計算できません。

- あなたの収入
- 物価上昇率
- 賃金上昇率
- 経済成長率
- 出生率
- などなど
なので現時点で、将来の年金給付学を計算することは誰にもできないのです。

年金にとってプラス要素
- あなたの収入が上がる ⇨ 保険料が上がる
- 日本経済が成長する ⇨ 年金財政が改善される
- 子どもがたくさん生まれる ⇨ 年金保険料を払う人が増える
年金にとってマイナス要素
- 給料が増えない ⇨ 支払う保険料が少なくなる
- 日本経済が成長しない ⇨ 年金財政が悪化する
- 子どもがあまり増えない ⇨ 年金保険料を払う人が増えない

男性の方が、女性よりは多いみたいです。



つまり、賃貸の場合はもっと必要になるということです。





設備の整った老人ホームに入ろうと思ったり、海外旅行を楽しもうと思ったらもっと必要になるということです。


- 年金はもらえる可能性が高い
- でも、豊かな生活を送るには足りない

老後のためのメインのお金は年金ですが、足りない部分は自分で補う必要があります。

年金だけに頼らない老後生活|資産形成の大切さ



つまり貯金をしていても資産は増えません。




インフレとは……お金に対して、物の値段が高くなること
あなたの貯金が100万円だったとします。
そのまま貯金していれば、貯金の金額は減ることはないので、10年後も100万円のままです。
しかし、10年後、物の値段が上がってしまえば、100万円の価値は下がっていまいます。
例えば、100円のジュースが、10年後150円に値上がりしたとします。
現在の100万円の貯金なら、ジュースを1万本買うことができます。
しかし、10年後になると話は変わってきます。
貯金は100万円のままで変わらないのに、ジュースの値段が150円に値上がりしているので、
6666本しか、ジュースが買えなくなってしまいます。
ちなみに日本政府は、物価上昇率(インフレ率)の目標を2%としています。
つまり、日本政府が毎年2%の値上がりを目指しているのです。
銀行に預けていても、毎年2%も増えません。
実質的な貯金の価値は年々減少していく可能性も考えなければなりません。



将来的なインフレに備えるためにも、今から少しずつ投資の勉強を始めるのは悪くない選択肢だと思います。


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年金や老後資金に不安を感じているあなたへ
「年金は将来もらえなくなる!」
「老後には2000万円必要!」
などの、ネガティブなニュースが毎日のように報道されています。
SNSを見れば、そういったニュースに過剰に反応している人がとても多いのが現実です。
この記事を読んでくださっているあなたは、ぜひ自分で考え自分で調べる癖を身に着けて下さい。
「年金は将来もらえなくなる!」 ⇨ 本当に年金はもらえなくなるのか?
「老後には2000万円必要!」 ⇨ 本当に2000万円必要なのか?
100人いれば100通りの人生があり、誰もが違う人生を歩みます。
なので、他人の意見をそのまま真似しても、あなたにとって正解なのかは、あなたにしかわかりません。
人の意見を参考にするのは大切ですが、最終的に決めるのはあなた自身です。
ぜひ、日頃から自分の頭で考える習慣を身に着けて下さい。
これからも、役立つ情報を発信していきますので、楽しみにしていて下さい。
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