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「健康が不安だから、医療保険に加入」は間違いな理由

「健康が不安だから、医療保険に加入」は間違いな理由

 

知りたい子
医療保険に入るのは無駄だって話を、最近よく聞くけど、やっぱり病気になったときに備えて医療保険って必要じゃない?
たしかに病気になったときのことを考えれば、医療保険に加入したくなる気持ちはわかります。
ケント
知りたい子
そうでしょ?
でも私は、病気の対策として医療保険に入ることはおすすめしません。
なぜなら、考え方として間違っているからです。
ケント

 

この記事を読むとわかること

  • 健康が不安だから医療保険に加入するのは間違い?
  • 健康のために本当に払うべきお金
  • まず最初にするべきこと

 

将来の健康の不安を取り除くために保険に加入している人は大勢います。
ですが、それでは一部の高収入の人以外は、金銭的に余裕のある生活を送ることはできません。
毎月の保険料の支払いが負担になるからです。

 

私自身は、無駄な保険には一切入らず、その浮いたお金を投資に回しています。
そのおかげで、年間200万円以上のペースで資産を増やすことができています。

 

この記事が、あなたの保険を見直すキッカケになれば嬉しく思います。

 

5分もあれば最後まで読める内容になっているので、ぜひ最後までご覧になってください。

 

 

 

「健康が不安だから、医療保険に加入」は間違いな理由

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そもそも、具体的に何を怖がって、医療保険に加入しているのですか?
ケント
知りたい子
それは、病気になったときにお金が足りなくなる心配が……
では、実際にどれくらいの金額が必要になるのか知っていますか?
ケント
知りたい子
それは知らないけど……
実はそんなにお金は必要でないことがわかります。
なぜなら、日本の公的医療保険はとても優秀だからです。
ケント

 

実はそんなに医療費は必要ない

 

 

年間医療費(総額) と 年間医療費(入院)

 

上のグラフは、年齢別に年間に必要になってくる医療費を表したグラフです。
青が総額、赤が入院した場合の金額です。

 

おそらく多くの人が気にしているのは、入院した場合の金額でしょう。
ですが、ご覧になって分かる通り、若いうちは年間10万円も必要ないことがわかります。

 

年間に支払う保険料の方が高い人も多いと思います。

 

しかも若いうちに入院する確率は非常に少なく、1%もありません。
高額な医療保険を払い続けるのがいかに無駄な行為なのかが、このグラフからわかります。

 

 

公的医療保険でカバーできる

 

知りたい子
でも、ガンとかの思い病気になったら、もっとお金が必要になるんでしょ?
それでも公的医療保険でカバーできます。
ケント

 

公的医療保険には「高額療養費」と呼ばれる制度があります。
これは収入に合わせて、月額の医療費の自己負担額の上限を決めてくれる制度です。

 

  • 月給(28万~50万円):80100円+(総医療費-267000円)×1%
  • 月給(26万円以下)  :57600円

 

例えば、ガン治療で月100万円の費用が必要になったとしても、10万円も必要ないことがわかります。

 

それなら、保険に払っていたお金を自分で貯めておいたほうが得じゃないですか?

 

 

医療保険に加入しても病気が治る訳ではない

 

医療保険が必要ないことがわかってきましたか?
ケント
知りたい子
う~ん、理屈はわかってきたけど……
それでも安心のために保険には入りたいな~
保険に入れば不安がなくなると思っている人は、少し勘違いしています。
ケント

 

保険に入ったからといって、病気にならなくなる訳でも、病気になってもすぐに治るようになる訳でもありません。
保険料を払うために働いた時間が戻ってくることもありません。

 

自分の健康のために本当に必要なことは、医療保険に加入することでしょうか?

 

それよりも、病気にならないように、健康的な生活を送る方が大切ではないでしょうか?

 

 

 

 

保険に払っているお金を自分の健康に投資するべき

 

 

多くの日本人が、高額な医療保険に加入しているにも関わらず、健康維持のためにお金を使っていません。

 

冷静になって考えてください。

 

  • 病気になってからお金をもらう
  • そもそも病気にならない

 

どちらの方が幸せですか?

 

そもそも病気にならない方が幸せですよね。

 

では、なぜ病気にならないためにお金と時間を使わないのですか?

 

どう考えても、病気にならないためにお金を使う方が費用対効果は高く、幸せに繋がります。
でもなぜか、多くの人はそれをしません。

 

  • 体型維持に務める
  • ジムに通う
  • スポーツを始める
  • 健康的な食事をする
  • 毎日しっかり眠る

 

医療保険に払うお金があるのなら、これらのことにお金を使ったほうが安くて有意義です。

 

あなたが超高収入で、お金が有り余っているのであれば、医療保険に入っても問題ありません。
ですが、そうでないならば、お金の使い方をもう一度考えてみてください。

 

1度失った健康は、医療保険では取り戻すことはできません。

 

健康のためにまず最初にやるべきこと

サラダ

 

最後にパターン別に、健康のためにやるべきことを紹介していきます。

 

どの方法も、医療保険よりはあなたの健康を高めてくれます。

 

食生活

 

保険料に多額のお金を払っていると、食事にお金をかけられなくなります。
そうなるとどうしても、加工された食品を食べることが多くなると思います。

 

ですが、世界中で行われている科学的な研究によって、加工食品を食べれば食べるほど健康を害することがわかっています。

 

食事には多少のお金をかけて、生の野菜や、加工されていない肉や魚を食べましょう。

 

食べたもので、私達の体はできていることを忘れないでください。

 

 

肥満気味

 

肥満気味の人はとにかく痩せてください。

 

肥満は万病の元です。

 

若いうちは多少肥満気味でも問題ありませんが、歳を重ねるにつれて肥満の影響は大きくなります。

 

肥満は経済的にも大きな影響を与えます。
アメリカの大手コンサルティング会社「マッキンゼー・アンド・カンパニー」がまとめた報告書によると、肥満による経済的な損失は世界で年間約2兆ドルにもおよぶと試算されています。

 

肥満気味の方は、今すぐにダイエットを初めてください。
自分ではどうにもならない方は、多少高いお金を払ってでもパーソナルトレーナーがいるジムに通ってください。

 

将来的な経済的な損失、人生の満足度の低下に比べれば安いものです。

 

睡眠不足

 

睡眠不足の人は、今晩から睡眠時間を長くしてください。

 

日本は世界的にみても睡眠時間が短いことで知られています。

 

しかし、最新の研究によると睡眠時間が8時間よりも短くなると、様々な健康以外があることが知られています。

 

生活のために残業をしている人も多いのではないでしょうか?
高い保険料が負担となって残業時間が増えているのであれば、保険を解約して、早く帰って寝ましょう。

 

どれだけ残業してお金を稼いでも、将来の健康を犠牲にしているのであれば、人生トータルで考えれば経済的に損をしています。

 

目先のお金にとらわれるのではなく、人生トータルで考えましょう。

 

健康を犠牲にしてまで、残業していも決して幸せには繋がりません。

 

最後に

 

医療保険と健康について、話してきましたがいかがだったでしょうか?

 

医療保険ありきで考えるのではなく、まず最初に考えるべきことは「健康を維持するためにはどうしたら良いのか?」です。

 

今の時代では、健康を維持するための情報は本やネットにあふれています。
ぜひ、それらの情報を活用して健康維持に努めましょう。

 

経済的に豊かになるためには、健康的な体が絶対に必要です。

 

人生の主役である、あなた自身の健康をもう1度考えてみてください。
そうすれば、お金をかけるべきところは保険ではないことがわかると思います。

 

この記事が、少しでもあなたの保険に対する考え方を買えられたなら幸いです。

 

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