よくビジネスの世界では「太っている人は信用できない」と言われたりします。
それはなぜでしょうか?
そして、そういった言葉を聞いているからか、「太っている人は信用できない」という考えを持っている人が増えてきているように思います。
なぜ太っていることと信用が結びつくのでしょうか?
そのことについて、この記事では掘り下げて考えていこうと思います。
そして最後には、痩せるためにするべき考え方についても紹介しています。
「食べる量を減らす」⇦この考え方では一生痩せることはできません!
この記事を読むとわかること
- 人は見た目で判断する
- 太っていると信用させにくい理由
- 太っている人はどうするべきなのか?

安心して最後までご覧にんってください。
もくじ
なぜ太っている人は信用できないと考えるのか?
人は見た目で判断する

内面の方が大切だという意見もありますが、実際のところはまずは見た目で判断して、その後に内面について考えるようになります。
そもそも、初対面の際に見た目に抵抗感がある相手の内面を知りたいと思いますか?
それはなかなか難しいと思います。
どんな人でも見た目が良い人には好印象を持ち、見た目が良くない人に対しては悪い印象を持ってしまいます。
もちろん、長時間接しているうちに内面的な部分も見えてくるのが評価が変わることもあると思います。
しかし、長時間接しても良いかなと思われるためには、やはりある程度の見た目の良さは必要になってくるでしょう。
人間の判断する情報の7~8割は視覚からの情報と言われています。
人間の本能として、見た瞬間に相手に対して評価をします。
これは人間がまだ自然のなかで生活していたころの名残で、動物と遭遇した際に一瞬で危険かどうかを判断しなければならなかったからです。
もし、ライオンと遭遇して
「あのライオンはもしかしたら、良いライオンで襲ってこないかもしれない」
なんて悠長に考えていたら食べられてしまいます。
そのため、人間はどうしても見た瞬間に相手に対して評価をしてしまいます。
「太っている人」と「普通の体型の人」を比べた場合、どうしても最初の印象は太っている人が悪くなってしまいます。
その具体的な理由について考えていこうと思います。
太っている人にとっては改善するべきポイント、そうでない人にとっては自分の考えを整理するポイントになります。
これを機会に、太っている人のどのようなポイントが最初の印象を悪くしてしまっているのかを知りましょう。
太っている人が信用できない具体的な理由
自分に甘いと思われる

「太っている人は自分に甘い」
そんなふうに考えている人は多いのではないでしょうか?
誰でも少しは自分の体型について気を使った経験があると思います。
「最近体重が増えてきたから、食べる量を減らそう」
「飲み会が続いたから、しばらくお酒は控えよう」
「外食ばかりしているから、自炊するようにしよう」
こういったことを誰でも少しは考えていると思います。
自分の好きなものを好きなだけ食べることができるのが一番の幸せかもしれませんが、それをしてしまうと体型にも健康にも悪いことを、私達は知っています。
そのため、ある程度は我慢して食事をコントロールしているのです。
この経験があるからこそ、太っている人を見ると
「自分は我慢しているのに、あいつは好きなように食べているから太っているんだ。自分に甘くて、我慢ができないんだな。」
このように考えてしまうのです。
実際には、先天的な病気や薬による治療で太りやすくなってしまう人も大勢います。
しかし、そんなことは見た目ではわかりません。
私達が見た目で判断できるのは、「太っている」という情報のみです。
そして、自分に甘そうな人を信用することができないと考えることも自然です。
いざというときに、自分に甘くなり頑張ることができないかもしれないからです。
清潔感がない

男女ともに、相手を判断するときの基準として「清潔感」を気にしていることはいろいろなアンケートからも明らかになっています。

FNN プライムオンラインより引用(https://www.fnn.jp/articles/-/32757)
太っていると、どうしても清潔感は失われてしまいます。
動いた際に汗をかきやすくなることでの見た目の問題と、汗による臭いの問題もあります。
このことも、イメージとして定着してしまっています。
そのため、「太っているけど臭いに関してはケアできている」と言っても印象は悪くなってしまいます。
清潔感がある人の方が信用されます。
- キッチリとしたスーツ姿の人
- ボロボロのTシャツ姿の人
この2人が物を売っていたとして、どちらから買いたいですか?
もちろん「キッチリとしたスーツ姿の人」だと思います。
実際に売っている物の善し悪しよりも、売っている人の方が気になってしまいます。
実際に、高級な販売店で清潔感のない店員を見たことがないですよね?
このことからも、人は清潔感がある人に対して信用できると考えることがわかると思います。
体力がない

想像してみてください。
もし、あなたが「10kgの重りを背負って歩いてください」と言われたらどうですか?
かなりツライことが簡単に想像できると思います。
厳密には違いはありますが、体重が10kg増えるということは同じ状態がずっと続くということです。
長時間移動をしたり歩いたりしていると、どうしても太っている人の方が先に疲れてしまいます。
これは仕方がないことです。
しかし、自分がまだまだ動けるのに「疲れたから休憩しよう」と言われると少しイラッとするのも事実です。
こういったことが積み重なっていくと信用が下がっていくのも仕方がありません。
言われている側は、直接的ではないにしろ自分の行動を制限されているように感じるからです。
一定以上の体力のためには、体型管理は欠かすことはできません。
太っている状態を解消するだけで、体力は自然と増えていきます。
【太っている人向け】痩せるための考え方|ステップ順に紹介

ダイエットのために食事の量を減らすことは誰でも考えつくことです。
しかし、それでは痩せられないことは大勢の人がすでに証明してくれています。
食事制限をしても、短期間しか続かず、結果的に痩せることができなかった人をあなたも知っていると思います。
もし、食事制限だけでダイエットができるなら、世界中で起こっている肥満問題はとっくに解決しています。
これほどまでに肥満が問題になっていて、ダイエットにチャレンジしている人が大勢いるのに、失敗している人が多いのは方法が間違っていることを示しています。
間違った方向に努力しても、残念ながら結果は伴いません。
努力するよりもまずは正しい努力を知ることの方が大切です。
ここからは科学的に正しいダイエット方法を私の経験を交えながら簡単に説明していきます。
-
-
【体調管理の勉強】実際に読んでためになった本を一挙紹介
続きを見る
ステップ1:自分の現状を把握する

最初にすることは自分を知ることです。
そうしなければ、何を改善するべきなのかを知ることができないからです。
病気になったとき、とりあえず何も考えずに薬だけ出してくる医者に治療されたくないですよね?
ダイエットも同じです。
太っていると言っても、原因は人によって違います。
- 食事の内容が悪い
- 食事のタイミングが悪い
- 運動が足りていない
- ストレス
- いろいろな原因が重なっている
何が原因で自分は太ってしまっているのかを考えましょう。
オススメなのが、何か口に入れるたびにそれを写真で撮ることです。
そうすれば、食べたものと時間が同時に保存できます。
それを見返してみることで見えてくるものがあると思います。
多くの人は、食事内容と食事時間の両方に問題があります。
それを改善することができれば、無理な食事制限をしなくても自然と痩せることができるでしょう。
しかし、人によっては病気などの可能性もあるので、健康不安がある方は医師と相談することをオススメします。
ステップ2:食事内容、食事のタイミングの改善
- 1日2食以上、精製された炭水化物(白米やパン)を食べている
- 食事の時間が毎日バラバラ
こんな人は要注意です。
育ち盛りでもない限り、1日2食以上、精製された炭水化物を食べる必要はありません。
精製された炭水化物は砂糖と変わりありません。
これらを食べ続けると、タンパク質、食物繊維、ミネラルなどの微量栄養素が不足します。
いくら量を減らしたとしても、健康のためには良くないものを食べ続けては意味がありません。
タンパク質によって一定以上の筋肉量を、食物繊維によって腸内環境を整えなければ健康的に痩せることは難しいです。
なのでまずは、精製された炭水化物を減らし、野菜や加工されていない肉の量を増やしてみましょう。
ステップ3:運動を生活の中に組み入れる

ダイエットのための運動としてオススメなのが「筋トレ」です。
筋肉量を増やし、基礎代謝を高めることが健康的に痩せるためには大切だからです。
ランニングを始める人が多いですが、筋肉量が減ってしまったり、ヒザへの負担が大きかったりするのでオススメできません。
そして大切なことが「習慣化すること」です。
1日2日頑張って運動したとしても意味はありません。
毎日、運動を続けることが大切です。
そのためには、自宅で無理なくできる運動をする必要があります。
最初は1日5分だけでも良いので、毎日続けましょう。
1日5分でも1年続ければ、5×365=1825分(約30時間)もの運動になります。
「5分だけなんてやっても意味はない」 ⇦ ダメな考え
「5分だけも続けていけば、きっと効果はでてくる」 ⇦ 良い考え
ぜひ、今日から少しづつ運動を生活に取り入れてみてください。
より詳しいダイエット情報に関しては、別の記事で書いていますので、気になる方は下のリンクから確認してみてください。
ツイッターもやっています。
Twitter