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【失敗しない食品選び】果糖ぶどう糖液糖が太る理由を簡単解説

果糖ぶどう糖液糖_太る理由

 

疑問を持つ人
果糖ぶどう糖液糖」ってホントに太るのかな?
太るとしたら、なんで太るの?

 

多くの加工食品に使われている「果糖ぶどう糖液糖」
名前だけ見ると、何のことかわかりませんが、人間を太らせる成分であることは間違いないです。

 

この記事では、人間を太らせる成分「果糖ぶどう糖液糖」について解説してきます。

 

この記事を読むとわかること

  • 果糖ぶどう糖液糖を摂取しないほうが良い理由
  • なぜ果糖ぶどう糖液糖は加工食品に多く使われるのか?
  • どうやったら、果糖ぶどう糖液糖が入っていない商品を選べるのか?

 

ダイエット中の方には、とても重要な知識になっています。

 

この記事を読めば、果糖ぶどう糖液糖について大まかに理解できると同時に、選ばない方法も知ることができます。

 

全ての内容に科学的根拠のある内容になっていますので、安心してお読みください。

 

ケント
約3分でサクッと読める内容になっています。
良ければ最後までご覧になってください。

 

果糖ぶどう糖液糖は本当に太るのか?

体重増加

 

そもそも、果糖ぶどう糖液糖が何なのか知っていますか?

 

果糖ぶどう糖液糖とは、グルコースとフルクトースを混ぜ合わせた液体のことです。
一般的に、フルクトースの割合が50%以上のもののことを言います。

 

簡単に言うと、砂糖のシロップのようなものです。

 

まずは、果糖ぶどう糖液糖を摂取すると、本当に太るのか?
それについて、科学的な実験と統計を用いて、解説していこうと思います。

 

結論:果糖ぶどう糖液糖は太ります

 

グルコース:分子式 C6H12O6を持つ単糖類。血糖として血液中を流れていおり、ブドウ糖とも呼ばれる。

 

フルクトース:グルコースの異性体で、フルーツの甘さの要因。グルコースよりも甘く、果糖とも呼ばれる

 

グルコースとフルクトース

 

果糖ぶどう糖液糖が太る原因

 

果糖ぶどう糖液糖が人間を太らせる原因は、フルクトースにあると考えられています。
フルクトースの特徴は、グルコースと比べて甘く、フルーツなどに多く含まれています。

 

野菜と比べて、フルーツは甘くて美味しいですよね?

 

それはフルクトースが多く含まれているため、甘くて美味しいのです。

 

実は、フルクトースの危険性は、昔から指摘されていました。

 

1980年に行われたフルクトースに関係する実験を紹介します。

 

実験では、健康な人に同じ1000kcalの「グルコース」か「フルクトース」を与えて、体にどんな影響があるのかを調べました。

この実験を行うことで、グルコースとフルクトースのどちらが人間を太らせる効果が強いのかを確認できます。

 

実験結果

  • グルコースを与えれたグループ:インスリン感受性に変化なし
  • フルクトースを与えられたグループ:インスリン感受性が25%も低下

 

同じカロリーを摂取しても、フルクトースを摂取する方が、優位にインスリン感受性が低下することがわかりました。(*1)

 

インスリン感受性とは、インスリンの効きやすさのことです。
インスリン感受性が低下するということは、血糖値を下げる能力が低下しているということです。

 

血糖値を下げる能力が低下すると、体は大量のインスリンを分泌して無理やり血糖値を下げようとします。
その過程で、体には様々な悪影響があります。

 

  • 食欲がコントロールできなくなる
  • 脂肪を溜め込みやすくなる
  • 活性酸素が大量に分泌される
  • 糖尿病になる
  • がんになる

 

このように、インスリンが大量に分泌されることは、人間にとって大きなダメージになるのです。

 

天然のフルクトースはフルーツの中に少量含まれているだけなので、一昔前は食べ過ぎる心配はありませんでした。
ですが、食品加工技術が進んだ現代では話が違います。

 

人工的に、大量のフルクトースを果糖ぶどう糖液糖として作ることができるようになってしまったのです。

 

結果的に、人間が本来摂取しても大丈夫な量以上のフルクトースを摂取してしまっているのです。

 

インスリンが大量に分泌される状態が長期間続き、インスリンを分泌する機能に問題が起きてしまう病気が「糖尿病」です。

 

肥満と果糖ぶどう糖液糖の関係

 

肥満の増加と果糖ぶどう糖液糖の増加には相関関係があります。
果糖ぶどう糖液糖の使用量が増えるに従って、人類は肥満に悩まされるようになってきたのです。

 

2004年に発表された、飲み物に含まれる果糖ぶどう糖液糖の使用量と、肥満の関係を調べた研究の中でも、果糖ぶどう糖液糖の増加には触れられています。(*2)

 

この研究では、飲み物として果糖ぶどう糖液糖を摂取しても太るかどうかの実験を行いました。
結果は当然太りました。

 

一般的に売られている、清涼飲料水の原材料の一番上には果糖ぶどう糖液糖と書かれていることが多いです。
つまり、ほとんどの清涼飲料水は”水”と”果糖ぶどう糖液糖”でできているのです。

 

統計的にも、果糖ぶどう糖液糖の使用量は1970年ごろから爆発的に増えます。
そして、果糖ぶどう糖液糖の使用量と連動するように肥満率も上昇しているのです。

 

規制され始めた、果糖ぶどう糖液糖

 

「アメリカでソーダ税が導入された」というニュースを覚えていますか?
当時はそこそこ話題になりました。

 

アメリカを始めとした、日本以上に肥満が問題となっている国では、清涼飲料水に含まれる果糖ぶどう糖液糖などの糖類を問題視しています。
その対策として、あまり清涼飲料水を買わないように、高い税金をかけたのです。

 

日本でも近年は肥満率が増加しています。
もしかしたら、日本でも将来ソーダ税が導入されるかもしれませんね。

 

細菌はコロナウイルス関連でニュースで良く聞く、WHO(世界保健機関)も、「糖類を含む飲料に課税することが望ましい」と発表しています。

 

このように、食べ物、飲み物問わずに果糖ぶどう糖液糖を摂取することで、太ることは世界の常識になりつつあります。

 

果糖ぶどう糖液糖はなぜ、加工食品に使われるのか?

工場

 

このように、明らかに人間に悪影響のある果糖ぶどう糖液糖が、なぜ加工食品に使われ続けているのか不思議に思いませんか?

 

私達、消費者にとっては果糖ぶどう糖液糖はデメリットばかりあります。
ですが反対に、生産者にとっては、様々なメリットがあるのです。

 

主なメリットは以下の通りです。

果糖ぶどう糖液糖のメリット

  1. グルコースよりも甘い(美味しく感じる)
  2. 焼き目を上手く付けられる(美味しそうに見える)
  3. 腐りにくくできる
  4. 簡単に混ぜられる
  5. 安い

 

このように、加工食品メーカー的にはぜひとも使いたくなるような効果があるのです。

 

順番に簡単解説してきます。

 

 

グルコースよりも甘い(美味しく感じる)

 

果糖ぶどう糖液糖のメリット1つ目は「甘い」ことです。

 

先程も少しお話しましたが、果糖ぶどう糖液糖はグルコース、つまり砂糖と比べても甘いです。
少量使うだけでも、加工食品を甘くすることができます。

 

お菓子やジュースは当然ですが、その他の加工食品、例えば食パンなども多少の甘さがあったほうが美味しく感じますよね?

 

つまり、果糖ぶどう糖液糖は、ちょっと甘さを足して美味しく感じさせるために最適なのです。

 

焼き目を上手く付けられる(美味しそうに見える)

 

果糖ぶどう糖液糖のメリット2つ目は「焼き目を上手く付けられる」ことです。

 

焼き目がキレイなお菓子の方が美味しそうに見えませんか?

 

実は、焼き目を上手につけることは、とても難しいことのようです。
そんなときに役立つのが、果糖ぶどう糖液糖です。

 

果糖ぶどう糖液糖を加えてあげることで、上手に焼き目が付くようになります。

 

見た目が良いほうが、商品は格段に売れやすくなります。
果糖ぶどう糖液糖は味だけでなく、食品の見た目にも影響しているということです。

 

腐りにくくできる

 

果糖ぶどう糖液糖のメリット3つ目は「腐りにくくできる」ことです。

 

自然の素材と比べて、加工食品は腐りにくいですよね?

 

野菜や果物をそのまま買ってくると、1週間も経たずに傷んでしまいます。
ですが、加工食品ならそれ以上保存することができますよね?

 

賞味期限や消費期限を伸ばすことにも、果糖ぶどう糖液糖は役立ちます。

 

食品内の糖類が多くなるほど、菌が繁殖しににくくなります。
はちみつが腐らないのと同じ理屈です。

 

糖度が高いほど、菌を殺菌しやすくなるのです。

 

簡単に混ぜられる

 

果糖ぶどう糖液糖のメリット4つ目は「簡単に混ぜられる」ことです。

 

果糖ぶどう糖液糖は液体のなので、食べ物にも飲み物にも混ぜることができます。

 

そして、混ぜるのにも特別な道具は必要ありません。
ただ混ぜれば良いのです。

 

この混ぜやすさのおかげで、様々な加工食品に使われるようになりました。
扱いが簡単ということは、工業的に見てとても魅力的なのです。

 

安い

 

果糖ぶどう糖液糖のメリット5つ目は「安い」ことです。

 

果糖ぶどう糖液糖は、工業的に大量生産されているので、とても安く買うことができます。
個人でも買うことができ、1キロ200円ぐらいで販売されています。

 

安く大量に仕入れることができるので、色々な商品に入れられるということです。

 

これまで紹介してきたメリットに加えて、安い!

 

もう使わない手はないですよね。
こういった理由から、果糖ぶどう糖液糖は大量に使われるようになったのです。

 

あなたがもし、加工食品を作る側だったら使いますよね?

 

果糖ぶどう糖液糖が入った商品を選ばない3つのポイント

選ぶ

 

ここからは実践編です。
ダイエット中の方も、そうでないダイエット中でない方も、太らないようにすることにはメリットしかないですよね?

 

なので、これから紹介するテクニックを使って、果糖ぶどう糖液糖の消費量をできるだけ少なくしていきましょう。

 

ポイントは少なくすることです。

 

ブログを読む猫
よっしゃ!今日から果糖ぶどう糖液糖が入った商品は絶対に買わないぞ!
残念ですが、完全にゼロにすることは、ほぼ不可能です。
ケント

 

果糖ぶどう糖液糖が使われた商品を完全にゼロにすることは、ほぼ不可能です。
それほど多くの商品に果糖ぶどう糖液糖は使われてしまっています。

 

なので、できるだけ減らすことを心がけましょう。
無理に頑張りすぎても疲れてしまって、結局今まで通りになりかねません。

 

そのためのポイントを2つご紹介します。
あなたの商品選びの参考にしてみてください。

 

値段の安い商品には注意する

 

同じような商品が並んでいるとき、安い方の商品を買っていませんか?

 

スーパーでは、同じような商品がいくつか並んでいますよね。
同じようなものなら安い方がお得に感じますが、「ちょっと待って下さい!」

 

似ている商品でも、安い方の商品には果糖ぶどう糖液糖が使われていることが多いです。

 

例として、ドレッシングの場合だと
同じような「胡麻ドレッシング」が売られていると思います。
でも、値段は倍近く違っていたりしますよね?

 

なぜだと思いますか?

果糖ぶどう糖液糖の特徴を思い出してください。
果糖ぶどう糖液糖を入れることで、安くて美味しく感じるように作ることができるのです。

 

私が最近、気になったものだと「ドレッシング」と「ポン酢」です。
安いものには、果糖ぶどう糖液糖が使われていました。

 

多少値段は高くなってしまいますが、太ることによるデメリットを考えれば安いものです。
肥満が原因で、病気になったり体を痛めてしまったら、ドレッシング代の差額なんて一瞬で吹き飛んでしまいます。

 

安いという理由だけで、商品選びをするのはやめましょう。
将来的に損します。

 

パッケージ裏を見るクセをつける

 

そして、やはり「原材料表示」を確認することも大切です。

 

パッケージの表側だけ見ていませんか?
大切なのは裏側です。

 

表側には、商品を買ってもらうために様々な良いことが書かれています。
ですが、それに騙されてはいけません。

 

私達が気にするべき場所は、裏側の原材料表示です

 

例として、私の家にあった2種類のポン酢の原材料表示を書いておきます。
同じポン酢でも全然使われているものが違うことがわかります。

 

安めのポン酢


しょうゆ、果糖ぶどう糖液糖、醸造酢、かんきつ果汁、食塩、濃縮レモン果汁、砂糖、昆布、昆布エキス、そうだ節、かつお節エキス、水あめ、酵母エキス、寒天/調味料、香料、増粘剤、酸味料

 

高めのポン酢


しょうゆ、柑橘果汁、砂糖、米酢、本みりん、風味原料(混合節(さばを含む)、利尻昆布、乾しいたけ)、加工黒糖、食塩、酵母エキス

 

安めのポン酢の方には、果糖ぶどう糖液糖が使われています。
味は美味しいのですが、使いすぎには注意したいですね。

 

ちなみに値段は3倍ぐらい違います。
やはり、果糖ぶどう糖液糖が使われている商品は圧倒的に安いです。

 

いかがでしょうか?
果糖ぶどう糖液糖が私達を太らせていることを納得していただけたでしょうか?

 

私達の体は、食べたものから作られています。
何を食べるのかは、自分の意思で選ぶことができます。

 

次の買い物から、商品の選び方を変えてみてください。
多少買い物の値段は高くなりますが、人生トータルで考えれば絶対に得します。

 

果糖ぶどう糖液糖を避けて、健康的な体型を目指しましょう!

 

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【参考文献】
(*1)
H Beck-Nielsen, O Pedersen, H O Lindskov
Impaired cellular insulin binding and insulin sensitivity induced by high-fructose feeding in normal subjects
The American Journal of Clinical Nutrition, Volume 33, Issue 2, February 1980, Pages 273–278

(*2)
Bray GA1, Nielsen SJ, Popkin BM
Consumption of high-fructose corn syrup in beverages may play a role in the epidemic of obesity.
Am J Clin Nutr. 2004 Apr;79(4):537-43.

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