習慣/継続のテクニック

毎日の習慣を作る方法|とにかく小さく初めましょう!

とにかく小さく始めよう

 

疑問を持つ人
新しいことを覚えたいんだけど、なかなか覚えられない。
どうしたらいいの?

 

英語・スポーツ・料理、新しく初めたけど、なかなか身につかない。
気が付いたら、途中でやめてしまっている。
そんな経験はありませんか?

 

私も昔、「これから毎日英語の勉強するぞ!」と思いましたが、失敗してしまいました(笑)。
私は海外旅行が好きなので、どうしてもある程度の英語力を身に着けたいと思っていました。
今まで通りのやり方では失敗すると思ったので、「どうやった新しいことを身につけられるのか?」を調べてみました。

 

そしてたどり着いた答えが、毎日の習慣にしてしまうことでした。

 

そして、習慣について勉強した結果、現在の私は毎日英語のリスニングをしています。
今では、英語がある程度できるようになったので、1人海外旅行もできるようになり大満足です。

 

この記事では、

  • 習慣作りの重要さ
  • 私が実践している、習慣作りの方法

 

を、あなたにお教えしたいと思います。
この記事を読めば、あなたがしたいことを、毎日続けることができます。

 

記事の流れ

  • 毎日続けることの重要さ
  • モチベーションには頼らない
  • とにかく小さくする

 

毎日続けることの重要さ

重要

 

勉強でも運動でも、毎日続けることが大切です。
特に勉強はわかりやすいと思います。

 

勉強の目的は新しい知識を記憶することですが、正確にいうと長期記憶することが目的です。

 

私達の記憶は、短期記憶と長期記憶の2種類があります。
おそらく、なんとなくは知っていると思いますが、簡単に説明させてください。

 

短期記憶とは、一時的な記憶のことで数十秒~数分で忘れてしまうことが特徴です。
「友達から聞いたSNSのID」や「電話で伝えられたお問い合わせ番号」「初めて聞いた英単語」など、その場でメモをしないと忘れてしまうようなことです。

 

長期記憶とは、ずっと覚えてられる記憶のことです。
「家族の名前」「自宅の住所」「携帯番号」など、スマホやメモ帳を確認しなくてもスラスラ言える情報のことです。

 

短期記憶と長期記憶

  • 短期記憶:数十秒~数分で忘れてしまう記憶、「友達から聞いたSNSのID」「初めて聞いた英単語」など
  • 長期記憶:ずっと覚えている記憶、「家族の名前」「自宅の住所」など

 

あなたが英語の単語の勉強をしていたとしましょう。

 

「habit : 習慣」

 

今この一瞬は、覚えていられるかもしれませんが、おそらく数時間後には忘れています。
それは「habit : 習慣」が短期記憶にしかなっていないからです。

 

しかし、あなたは

 

「apple : りんご」

 

これなら、覚えているはずです。
特に覚えようと思っていなくても「apple : りんご」なら、スルッと思い出すことができるはずです。
この違いは何なのでしょう。

 

「habit」と「apple」両方とも、アルファベット5文字です。
なぜ、片方は覚えられて、もう片方は覚えられないのでしょう。
そもそも、なぜみんな「apple : りんご」を覚えているのでしょう。

 

その答えは「繰り返し」です。

 

「apple : りんご」は日常的にも使われていて、何度も何度も耳にします。
それと違って、「habit : 習慣」は日常的には使いません。

 

ショッピングサイトのログインIDは、設定したてのときは覚えていませんが
何回も入力しているうちにいつの間にか覚えてきます。

 

その他にも、「携帯番号」「新しい住所」「同僚の名前」もいつの間には覚えています。
これは、繰り返し言ったり、書いたりしているから覚えているのです。

 

どんなに覚えようと思っても、一度聞いただけでは覚えられません
しかし、覚えようと思っていなくても、何度も聞いているうちに自然と覚えているのです。

 

このことは勉強だけに限りません。
料理も、繰り返していくうちに上手になります。
車の運転も、繰り返していくうちに自然に運転できるようになります。

 

どんなことでも、自然にできるようになるには、繰り返しすることが大切です。

 

新しく覚えたいこと

 

そして、繰り返すことは習慣にしてしまうのが一番です。
特別な才能が必要なこと以外は、習慣にしてしまえばいつか身につきます。

 

モチベーションには頼らない

 

 

何かを新しく始めるときに、とにかくモチベーションに頼ろうとする人がいます。
結論から言うと、モチベーションに頼ると失敗します。

 

あなたの周りにも、一年中「ダイエットするっ!」と言ってる人はいませんか?

 

こういう人は、ダイエットすると決めた瞬間はモチベーションがとても高いので

 

絶対に成功できる!

 

と思っています。
しかし、時間が経つと高いモチベーションが維持できなくなってきて、途中でやめてしまうのです。

 

人間のモチベーションは長く続かないことが研究によって証明されています。

モチベーションの源は感情です。
同じ人でも、時間や場所によって感情はバラバラです。

 

朝起きてすぐに「今日の飲み会は断って、ジムに行くぞ!」と思っていても
夕方になると「明日から頑張ればいいし、今日は飲み会に行っちゃおうかな~」と思い始めます。

 

こんな、あやふやなものに頼っていては、どんなことも続けることができません。

 

あなたが何かを続けたいと思うなら、モチベーションに頼るのはやめましょう。

 

とにかく小さくする

ポイント

 

新しいことを継続して、毎日の習慣にするコツはとにかく毎日することです。

 

それができれば苦労しないんだけど

 

もちろん毎日続けることは簡単ではありません。
しかし、そんなに難しいでしょうか?

 

ここで質問です。
あなたがダイエットのために、毎日運動することを決めたとします。

 

クエスチョン

さて、あなたなら毎日何分運動しますか?

 

20分、30分?いやいや私は毎日1時間運動する!
残念ながら、こう考えた人はもれなく失敗します。

 

なぜならモチベーションに頼っているからです。

 

冷静になって考えてください。
「毎日20分以上運動する」ことを決めたその日から、毎日休まずに運動できるなら
そもそも、毎日運動しようなんて思わないはずです。

 

毎日20分以上運動できる人は、毎日20分以上運動する習慣が身についている人だけです。
運動したことがない人が、いきなり毎日20分以上運動できるなら、誰も苦労しません。

 

誰でも最初はモチベーションが高いので、高い目標を設定します。

 

  • 毎日、20分以上運動する
  • 毎日、1時間以上勉強する
  • 毎日、朝・昼・晩の全て自炊する

 

このように高い目標を設定しても、いつか絶対にできなくなります。
1回できなくなってしまうと、「自分にはできないんだ」と思ってしまい、あきらめる原因になります。

 

なので、新しいことを習慣にしたいのであれば、やることをとにかく小さくしましょう。

  • 運動であれば、毎日1回だけスクワットする
  • 勉強であれば、毎日教科書や参考書を開く

 

そんなこと続けても意味ないんじゃ

こんな小さいことをしても、何も変わらないと思うかもしれません。
でも、やる意味はあります。
ケント

 

  • 続けられるという経験ができる
  • 決めたことよりも多くできる

 

今まで何をやっても続かなかったという人は、「自分は続けられるんだ」という経験をすることが大切です。
どんなに小さいことでも、続けていくうちに自信になってきます。
自信がついてくれば、自然とスクワットの回数や勉強時間は増えてきます。

 

そして、たいていの人はスクワットを1回やったら、もう何回かは続けます。
1度初めたら、1回だけでやめるほうが難しいぐらいです。

 

勉強も同じで、教科書を開いたら、とりあえずそのページぐらいは読みます。
「教科書を開いた瞬間に閉じる」、こんな意味のないことを毎日繰り返すほうが難しいです。

 

どんなことでも、始める前のハードルが一番高いです。
そのハードルを、できるだけ低くしてあげるために、毎日の目標をとにかく小さくするのです。

 

  • 30分以上走ってください → イヤだな~、めんどくさいな~、サボろうかな~
  • 30秒以上だけ走ってください → まぁ、それくらいなら(もうちょっと走れるけどな)

 

とにかく、最初の一歩を簡単にしてあげることが成功のポイントです。

 

ちょっと長くなってしまったので、最後にまとめます。

 

まとめ

  • 新しく何かを覚えたいな、毎日する
  • モチベーションには頼らない(最初に頑張りすぎない)
  • 毎日するためには、毎日の目標をとにかく小さくする

 

習慣にしてしまえば、勉強でもダイエットでも今までできなかったことが、自然とできるようになります。
ぜひ、あなたの生活に取り入れてください。

 

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