
もしかして、生活習慣に問題があるの?
自分としては普通に生活しているつもりなので、人と比べると太りやすいように感じてしまう。
そんなことはありませんか?
この記事を読むとわかること
- 太りやすい生活習慣
- 太りにくい生活に変えるための方法
自分の生活習慣について、しっかりと考えている人は少ないと思います。
ましてや、「人と比較して、自分の生活習慣はどうなのか?」と考えたことがある人はもっと少ないでしょう。
知らない内に出来上がってしまった生活習慣に”太りやすくなる原因”が隠れているとしたらどうでしょうか?
太りやすい人の多くは”体質”の問題だと片付けてしまいます。
ですが、本当に体質の問題なのでしょうか?
同じ両親から生まれた兄弟でも、体型に大きな違いが見られることがあります。
そのような場合でも、体質の問題なのでしょうか?
体質の問題にして、何も行動しなければ何も変わりません。
まずは、自分の生活習慣を見直してみませんか?
この記事では、意外とやってしまっている「太りやすくなる生活習慣」についてお話します。
食べ過ぎや運動不足のような、当たり前のことは書きません。
- 意識しないでやってしまっていること
- 健康を意識してやってしまって逆効果になっていること
自分では気が付きにくい項目を5つ選んで、順番に解説しています。
1つでも当てはまったら要注意です。
それがあなたを太りやすくしている原因かもしれません。

自分の生活習慣を改善して、太りにくい生活に変えたい人はぜひご覧になってください。
太りやすい生活習慣①:朝のカーテン
朝起きてすぐに、カーテンをしっかりと開けていますか?
朝にカーテンを開けて、部屋の中に太陽の光を取り込むことは、太らない生活の第一歩です。
朝に太陽の光を浴びるメリットとしては
- 目がしっかり覚める
- セロトニンが分泌される
- 睡眠の質が上がり、グッスリ眠れるようになる
目がしっかり覚める
まずは、目が覚める効果について。
これについては、改めて説明する必要はないと思います。
太陽の光を浴びると目が覚めることは、あなたも経験したことがあると思います。
朝から活発に動くことができるようになり、自然と運動量も上がります。
朝からダラダラしてしまうと、もちろん太りやすくなります。
セロトニンが分泌される
そして、セロトニンと呼ばれるホルモンが分泌されます。
セロトニンは別名「幸せホルモン」と呼ばれています。
セロトニンが分泌されることにより、人は幸福感を感じるようになっています。
メンタルの状態と体の健康状態は関連しているので、健康的な体型を維持するためにも心の健康管理は重要です。
嫌なことがあったり、ストレスがかかった状態が長く続くと、体調まで悪くなりますよね?
体調が崩れれば、肥満や体重増加に繋がる恐れがあります。
ストレスの多い現代を生きている私達にこそ、太陽に光によって分泌される「幸せホルモン」が必要なのです。
朝にしっかりとカーテンを開けて、幸せな気分になりましょう!
睡眠の質が上がり、グッスリ眠れるようになる
そして、「睡眠に質」にも、太陽の光は影響します。
実は起きているときにしっかりと太陽の光を浴びることで、その日の夜グッスリ眠ることができることがわかっているのです。
なぜなら、日中にしっかりと太陽の光を浴びることで、体内時計がリセットされるからです。
体内時計がリセットされることで、昨日と同じ時間にキチンと眠くなるのです。
逆に、太陽の光をしっかりと浴びないと体内時計がリセットされずに、毎日ちょっとずつ眠くなる時間が遅くなります。
毎日、決まった時間に眠ることは、良い睡眠のためにはとても重要です。
意外かもしれませんが、睡眠と体重は密接に関係しています。
充分な睡眠時間を確保できている人の方が、健康的な体重を維持できている確率が高いことがわかっているのです。
なので、太りにくい生活のためには、しっかりとした睡眠は必要不可欠なのです。
なぜ、睡眠時間と体重が関係しているのか?
それには、食欲が関係しています。
人間の食欲は、「グレリン」と「レプチン」と呼ばれるホルモンの影響を受けています。
グレリンは食欲を増やすホルモン。
レプチンは食欲を抑えるホルモンです。
睡眠不足の状態が続くと、グレリンの分泌量が増え、レプチンの分泌量が減ることがわかっています。
つまり、朝にしっかりと太陽の光を浴びることが、食欲のコントロールに繋がるのです。
朝にカーテンを開けるだけで、これらの良い効果を得ることができるので、やらないのはもったいないです。
明日からさっそく、朝起きたらすぐにカーテンを開けましょう。
太りやすい生活習慣②:簡単な朝食
朝、菓子パンやトーストなどの簡単な食事で済ませていませんか?
朝食を食べるのが健康に良いから、「朝食は絶対に食べましょう」。
色々な場所で言われていると思います。
ですが、朝食の内容について、言及されていることは少ないように感じます。
朝食だからといって、菓子パンやトーストだけのような栄養が偏った食事をしていると太りやすくなります。
当然ですが、朝に食べようが昼に食べようが、同じものを食べれば同じように消化・吸収されます。
ダイエット中に昼食で菓子パンを食べる人はいないと思いますが、朝食に菓子パンを食べている人は驚くほどいます。
なぜ、菓子パンやトーストだけの朝食はダメなのか?
多くの菓子パンは砂糖と小麦粉の塊のようなものなので、毎日食べ続ければ当然太ります。
そんなことはみんなわかっているのに、なぜ朝食に食べてしまうのか?
それは食べやすいからです。
朝は特に忙しいので、ゆっくりと料理をする時間もないと思います。
そんな中、会社や学校に行く途中にコンビニで買えて、そのまま食べられる菓子パンは人気です。
「朝食を食べる」ということだけを優先して、肝心の食事内容についてはまったく考えられていません。
「じゃあ、朝からしっかり料理して食べろって言うのか?」と思われたかもしれませんが、逆です。
無理に朝食を食べる必要はありません。
朝食は本来、不必要な食事です。
人間は朝食を食べなくても活動できるようになっています。
そもそも、人類の歴史から見ると、朝食を食べるようになったのは最近のことです。
朝起きて、空腹でないなら無理をして朝食を食べる必要はありません。
朝食を食べないで、食事と食事の感覚を大きく空けたほうが痩せるという研究結果もあります。
なので、健康的でない朝食を食べるくらいなら、食べないほうが良いです。
「朝食を食べたから痩せる」なんてことはありません。
詳しくは、「関連記事」か「おすすめの本」を参考にしてみてください。
あなたの朝食信仰が崩れるはずです。
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朝食はダイエットに必要なのか【痩せるための朝ごはん】
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太りやすい生活習慣③:昼食のサラダ
健康のため、もしくはダイエットのために昼食にサラダを食べている人も多いと思います。
ですが、ちょっと待って下さい。
もしかして、いつもの昼食にサラダを追加してませんか?
野菜を積極的に食べようと思うことは、とても良いことです。
野菜には食物繊維やビタミンなどの微量栄養素も含まれているので、健康を維持するためには大切です。
ですが、追加で野菜を食べても痩せることはできません。
むしろ食べる量だけが増えて、太りやすくなる可能性があります。
野菜を食べるのであれば、主食の炭水化物と置き換えるべきです。
サラダは追加ではなく、置き換えよう
多くの人は、昼食の主食として白米やパンなどを食べていると思います。
現代人の多くが主食としている炭水化物は、加工されている炭水化物であることが多いです。
白米は精製される過程で、食物繊維やビタミンが抜けています。
パンに使われている小麦粉も同様で、サラサラの小麦粉になる途中で様々な栄養素が無くなっています。
このように加工された炭水化物は、砂糖に近いものになっています。
ケーキやプリンを美味しく感じるように、白米もパンも甘いと美味しく感じます。
加工された炭水化物はたしかに美味しく感じます。
ですが、肥満の原因になったり、血糖値の急激な上昇を招いたりします。
夕食にも、白米やパンを食べる場合は、昼食には食べないほうが良いでしょう。
午後、眠くなる原因は加工された炭水化物の食べすぎによる、血糖値の急激な変化です。
午後の眠気を予防するという点からも、サラダに置き換えることをおすすめします。
成長期でもない限り、それほど大量のカロリーを摂取する必要もありません。
主食を食べなくても、栄養的にはまったく問題ないので、明日からサラダに置き換えてみてはいかがだったでしょうか?
私は、夕食を「メインの料理+サラダ」に変えてから、午後の眠気もなくなり、体重も安定して低い水準をキープできるようになりました。
簡単に痩せやすくなり、節約にもなる方法なので、ぜひお試しください。
太りやすい生活習慣④:有酸素運動
運動に関してもお話しておきます。
ダイエットのために、有酸素運動ばかりしている人は注意が必要です。
たしかに有酸素運動はカロリーを消費しますが、同時にカロリーを消費しにくい「省エネ」な体になります。
有酸素運動だけで痩せることは難しい理由
なぜ、有酸素運動を行うと省エネな体になるのか。
それには、「ミトコンドリア脱共役タンパク質」と呼ばれるタンパク質が関係してきます。
ミトコンドリア脱共役タンパク質は、エネルギーを作るのに重要な役割を担っているタンパク質の1つです。
そして、ランニングなどの有酸素運動を継続的に長時間行うと、ミトコンドリア脱共役タンパク質の活性が低下することがわかっています。
つまり、ミトコンドリア脱共役タンパク質がエネルギーを作りにくくなるのです。
もっとわかりやすく言うと、有酸素運動を長時間行うと、代謝が落ちます。
人間の体は、長時間の運動しても大丈夫なように、省エネな体になるということです。
省エネになったほうが、エネルギーの効率は良いです。
しかし、省エネな体というのは、太りやすい体とも言えます。
エネルギーをあまり使わないで、溜め込みやすくなるからです。
太りにくい体質になるためには、有酸素運動も大切ですが無酸素運動、つまり「筋トレ」も行う必要があります。
太りにくい体になるためには、筋トレしよう!
筋肉量が増えれば、それだけ代謝が上がり、太りにくく痩せやすい体になります。
筋肉は脂肪よりも密度が高いので、同じ体重でも引き締まった体に見えます。
一石二鳥です。
なので、有酸素運動だけでなく、筋トレをしましょう。
ダイエットのための筋トレ方法については、別記事で詳しく解説していうるので、気になる方はご覧になってください。
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太りやすい生活習慣⑤:就寝時間
眠る時間がバラバラの人は太りやすくなるので要注意です。
毎日、できるだけ同じ時間に眠りましょう。
眠る時間を固定することで、太りにくくなる理由
眠る時間がバラバラになってしまうと、起きる時間もバラバラになってしまいます。
毎日決まった時間に眠り、決まった時間に起きるのが、質の良いグッスリした眠りには大切になります。
そして、記事の前半でもお話しましたが、睡眠が足りていないと太りやすくなります。
決まった時間に眠っていないと、自分が何時間眠ったのかも把握することができません。
食事・運動だけでなく睡眠もキチンと管理することが、健康的な体型をキープするためには重要です。
もし、就寝時間が決まっていないのであれば、今夜から固定しましょう。
その時間に合わせて、夕食の時間やお風呂に入る時間を考えることで、時間も計画的に使うことができます。
自己管理の第一歩として、睡眠時間の固定から初めてみましょう。
就寝時間がバラバラだと、確実に太りやすくなります。
できるだけ、決まった時間に眠るようにしましょう。
朝までグッスリした眠りを続けることができれば、太りにくい体質に近づきます。
5つの太りやすい生活習慣を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
少しでも参考になっていれば嬉しく思います。
もし、当てはまっていたら、今日から少しずつでも良いので改善していきましょう。
毎日の積み重ねが、理想的な体を作り上げてくれます。
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