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資産形成と資産運用の違い|これからの時代に必須の知識

資産形成と資産運用の違い

 

知りたい子
資産形成と資産運用って言葉は最近よく聞くけど、意味ってどう違うの?
資産形成は資産を作っていくこと全般を指すのに対して、
資産運用は、資産を増やすための行為全般を指します。
ケント

 

この記事を読むとわかること

  • 資産形成と資産運用の違い
  • 今と昔の資産形成の違い
  • 自分で資産運用する必要性

 

普通のサラリーマンとして働きながら、年間200万円以上のペースで資産を増やし続けている私が解説します。

この記事を読むことで、あなたの資産を増やすヒントが得られると思うので、ぜひ最後までご覧になってください。

 

 

資産形成と資産運用の違い

 

ケント
まずは、資産形成と資産運用、ぞれぞれの言葉の意味から説明していきます。

 

資産形成

 

資産形成は、資産を作っていくこと全般のことを指した言葉です。
資産を作っていくというのは、

  • 給料を貯金する
  • 株の取引で利益を出す
  • 不動産投資をして収入を得る

 

これらの、お金を得て、それを貯めることです。

 

日本でもっとも一般的な資産形成の方法は「貯金」です。
貯金は、銀行口座に日本円という形で資産形成を行っていくことだと理解していただければOKです。

 

この後に説明する資産運用も、資産形成の1部だと思っていただければ問題ありません。

 

 

資産運用

 

資産運用は、何かしらにあなたの資産を投資をして、資産を増やしていくことを指す言葉です。

 

  • 債権
  • 不動産
  • 仮想通貨
  • などなど

 

これら現金以外のものに資産を変えて、値上がりに期待するのが一般的な資産運用の方法です。

 

比較的最近まで日本では、「資産運用=危ないこと」だと認識されていましたが、政府の資産運用推進の流れもあって、
最近は資産運用をする人が増えてきました。

 

ですが、日本人で資産運用をする人はまだまだ少なく、他の先進各国と比較すると資産に占める貯金の割合が圧倒的に高いです。

 

金融資産比率_日本銀行

出典:日本銀行

 

 

私自身は、株式投資を行っており、資産の大半を株という形で保有しています。
その理由については、記事後半で解説していきます。

 

 

今と昔の資産形成の違い

 

知りたい子
日本人の多くの人が貯金してるのなら、やっぱり貯金が大切ってこと?
たしかに貯金は大切ですが、貯金だけでは充分とは言えません。
ケント
知りたい子
どうして貯金だけじゃダメなの?
今と昔とでは時代も違い、資産形成の方法も時代に合わせて変えなければならないからです。
ケント

 

昔の資産形成

 

昔の資産形成の手段は圧倒的に貯金でした。

 

戦後の日本を立て直すために、政府主導で貯金を推進する活動が行われました。
その活動が大成功し、日本人は貯金好きになり、大量のお金が銀行に集まるようになりました。

 

そして、銀行がその集まったお金を様々な企業に融資することにより、戦後の日本は高度経済成長を迎えることができました。

 

つまり、貯金が先進国日本としての基礎を築いたとも言えなくもないのです。

 

銀行に貯金している人にとっても、昔は貯金することのメリットはとても大きかったです。

 

今では信じられませんが、定期預金をすることによって、年利5%以上の金利が付く時代が存在しました。
銀行にお金を預けているだけで、ほぼノーリスクで資産が毎年5%以上も増えていく、夢のような時代でした。
100万円預けていれば、年間で5万円増えるイメージです。

 

これらの理由から、日本では資産形成の一般的な手段として貯金をするようになりました。
日本企業の特徴的な、「終身雇用」・「年功序列」によって、毎年安定して給料が上がり続けることもあって、
貯金だけでも充分な資産形成が可能でした。

 

ですが、このような時代はすでに終わっています。

 

これからの時代を、このような昔の考え方で生きていると将来お金で苦労する可能性が非常に高いです。

 

 

これからの資産形成

 

結論から言うと、これからの時代の資産形成は自分で資産運用することが必須になってきます。
なぜなら、貯金だけでは資産が増えなくなっているからです。

 

ご存知の通り、今では銀行にお金を預けていてもほとんどお金は増えません。
金利は0.001%前後、100万預けていても10円しか増えない悲惨な状態です。

 

このような状態で、銀行にお金を預け続けることは危険です。
それは、インフレが進んだ場合に、資産価値がドンドン減っていくからです。

 

例え銀行に預けているあなたの貯金額が変わらなかったとしても、物価が上昇すれば実質的な貯金の価値は減ります。
お金はあくまで、物やサービスとの交換手段なので、物やサービスの値段が上がれば、相対的にお金の価値は下がります。

 

わかりやすく極端な例を出すと
明日、日本国内の物やサービスの値段がすべて2倍になったとしたら、あなたの貯金の価値は半分になるということです。

 

いきなりそんなことは起こりませんが、将来的には物価は上昇し続けます。
日本政府は物価の上昇率の目標を2%に設定しています

 

これは35年後には、物価が2倍になるペースです。

 

なので、あなたが35年間増えない貯金を持ち続けたとしたら、貯金の価値は半分になります。

 

何もしないで貯金し続けるということは、資産をちょっとずつ減らしていく資産形成とは真逆の行為です。

 

そうならないためにも、これからの時代は自分で資産運用することが求められています。

 

自分で資産運用する必要性

 

金利が低いことも自分で資産運用する重要な理由になりますが、それ以外にも資産運用をする理由はあります。

 

終身雇用・年功序列制度の崩壊

 

長らく日本企業の特徴として、続いていた終身雇用・年功序列制度が崩壊してきました。
日本を代表する大企業トヨタが、終身雇用を維持することができないと発表したことは大きなニュースになりました。

 

ANNニュース

出典:ANNニュース

 

トヨタだけでなく、様々な大企業が業績が黒字であるにも関わらずリストラを行うなど、今までは考えられないほどに雇用形態が変化してきています。
今までは、大企業にさえ就職できれば一生安泰な時代でしたが、これからは違います。

 

大企業に就職できたとしても、いつリストラの対象となるのかは誰にもわかりません。
そして、仕事の能力が評価されなければ、給料も増えなくなります。

 

これまでのような、黙って会社の言うことを聞いて働いてしれば給料が増え続けることは、もうありません。

 

年金の減額

 

年金の減額もこれからの老後を考える上では、重要なポイントになっています。

 

これまでは最低限の貯金さえあれば、年金によってある程度豊かな老後生活を送ることができました。
しかし、これからの時代は違います。

 

年金の減額はたびたびニュースになっていますが、年金だけでは豊かな老後を送ることはもうできません。

 

少子高齢化が進む日本では、年金を払う人が減り、年金を貰う人が増える状態になります。

 

当たり前ですが、少人数で大人数を支えるのには限界があります。
なので、年金の減額はこれからも続くと思います。

 

 

結論:資産運用しよう!

 

「終身雇用・年功序列制度の崩壊」や「年金の減額」これらの理由から、貯金だけでOKだった時代ではなくなっているのは理解できたと思います。

 

ですは、その対策としてどうすればいいのか?

 

それは、自分で資産運用をすることです!

 

これは私の個人的な意見ではなく、国も推奨していることです。

 

NISAや積立NISAなどの優遇税制を用意していることがその証拠です。
ざっくりいうと、「これ以上は国では面倒見れないから、自分の資産は自分で増やしてね」ということを言っているのです。

 

こういった話をすると、資産運用しない理由を永遠に話し続ける人がいます。
そういった人の特徴は「変化を怖がっている人」です。

 

あなたが変化を嫌がったとしても、世界は変化し続けます。

 

環境に適応できなかった動物が絶滅していくように、時代の変化に逆らっとしても何も良いことはありません。

 

今を生きている全員が、時代に合わせて生き方も変化させなければなりません。
どうしてもそれが嫌なら、世界を変えるような変革を起こさなくてはなりません。
そんなことは不可能です。

 

  • 時代に逆らって、将来お金に苦労するのか
  • 時代の流れに乗って、資産を増やしていくのか

 

どちらの道を進むのか、決めるのはあなた自身です。

 

私は、時代に合わせて資産を運用することを決めました。
そして、貯金していた場合と比較すると、数百万円以上この数年で増やすことができています。

 

これは私が特別なのではなく、勉強して実践すれば誰でもできる方法です。

 

まずは、資産運用の基礎から勉強してみることをおすすめします。
きっとあなたの人生にとって、金銭的に大きなプラスになります。

 

このブログでは資産運用について、これからも発信し続けていきます。
無料で資産運用についての知識を高めたい方は、ぜひご覧になってください。

 

 

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