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人工甘味料はダイエットの役に立つのか?【カロリーゼロだけど……】

 

疑問を持つ人
ダイエット中に甘いものが欲しくなったとき、人工甘味料入りの飲み物ってどうなの?

 

人工甘味料という言葉は聞いたことがあると思いますが、実際人工甘味料がどんなものなのかを知っている人はとても少ないです。
人工甘味料にも色々な種類があり、パッケージ裏の原材料表示にも色々な名前で書かれているので、覚えるのは難しいです。

 

この記事では、人工甘味料について深堀りしてきたいと思います。
今までなんとなく、食べたち飲んだりしていた人工甘味料の見方が変わると思いますので、ぜひ最後までお読みください。

 

記事の流れ

  • 代表的な人工甘味料
  • 人工甘味料と腸内フローラ

 

代表的な人工甘味料

工場_人工

人工的な甘味料と書いて、人工甘味料。
その名の通り、人が人工的に作り出す甘味料のことです。
ここでは、いくつか代表的な人工甘味料を紹介しながら、人工甘味料の効果についてお話ししようと思います。

 

それでは、さっそくですが有名な3つの人工甘味料を紹介していきます。
あなたも聞いたことがあるモノが、1つはあると思います。

 

・スクラロース
ショ糖(砂糖の主な成分)の約600倍甘く、カロリーゼロ。
体内で消化・吸収されないで、体の外に排出される。
血糖値やインスリン値には影響をあたえないとされており、
スポーツドリンクに使われていることが多いです。

 

・アスパルテーム
ショ糖(砂糖の主な成分)の約200倍甘く、カロリーゼロ。
体内で消化・吸収されないで、体の外に排出される。
血糖値やインスリン値には影響をあたえないとされており、
ダイエット飲料(◯◯◯ゼロ ←みたいな商品名)に使われていることが多いです。

 

・サッカリン
一番昔からある人工甘味料で、砂糖の約700倍甘く、カロリーゼロ。
体内で消化・吸収されないで、体の外に排出される。
血糖値やインスリン値には影響をあたえないとされており、
ガムなどに使われることが多いです。

 

どうでしたか、知っているもの、聞いたことがあるものはありましたか?
そして、3つ並べてみましたが、名前以外はあまり違いはないように見えます。

人工甘味料の特徴をまとめると、

人工甘味料の特徴

  1. 砂糖の何百倍も甘い
  2. カロリーゼロ(消化・吸収されない)
  3. 血糖値やインスリン値に影響を与えない

 

これだけ見るとメリットだらけで、健康に良さそうです。

 

よし、今日から砂糖の代わりに人工甘味料を使おう!

 

こう思ったかもしれませんが、ちょっとだけ待ってください。
しかし、現実は人工甘味料ほど甘くないのです。
(上手いこと言ったつもり)

 

人工甘味料と腸内フローラ

疑問_違い

ここで、1つ有名な論文を紹介させてください。

 

【論文】
2014年にNature(世界的に有名な科学雑誌)に掲載された研究をご紹介します。
マウスを対象とした実験で、人工甘味料(サッカリン、スクラロース、アスパルテーム)を与えたら、マウスにどんな影響があるのかを調べまた研究です。

 

【結果】
人工甘味料を与えられたマウスは、"肥満傾向"や"耐糖能異常傾向"が現れたそうです。
耐糖能異常とは、糖を処理する能力が落ちることを言い、簡単に言うと血糖値がなかなか下がらない状態です。
ざっくり言うと、太りやすくなったのです。
この原因は腸内細菌が減ったことが原因であると、研究者はまとめています。(*1)

 

腸内フローラ

 

ケント
「腸内フローラ」という言葉を聞いたことがありますか?

 

腸内フローラとは、腸内細菌の集まりのことをいいます。
私達の腸の中には、たくさんの菌が住んでいて、私達の健康を助けてくれています。
※フローラとは、花畑という意味です。

 

腸内フローラは私達が健康に生きるための大きな役割を果たしています。
そして、工甘味料は腸内フローラにダメージを与えて、腸内細菌の数を減らしてしまう効果があるのです。
腸内細菌の数が減ってしまうと、様々な悪影響があります。
その悪影響の1つが、肥満を引き起こすのです。

 

人工甘味料はゼロカロリーという、甘い仮面をかぶった(腸内細菌)殺し屋だったのです。
さらに、人工甘味料は私達の「食欲」にも影響するようです。

 

【論文】
人工甘味料が私達の食欲にどのような影響があるのかを調べた研究があります。(*2)
(どんなことでも、調べてる人はいるものです)

【結果】
人工甘味料を食べると、甘いものが食べたくなるそうです。
なぜこのようなことになってしまうのか、簡単に説明します。

ゼロカロリーの罠

 

私達の脳は「甘いもの=高カロリー」だと知っています。
つまり、甘さを感じてしばらくしたら、エネルギーがたくさん手に入ると思うのです。
(かっこよく言うと"脳の報酬系"が活性化すると言います)

 

しかし、人工甘味料を食べてもカロリーはゼロです。
砂糖の何百倍も甘いのに!

 

脳としてはパニックです。
めちゃくちゃ甘いものが体の中に入ってきたのに、エネルギーにならいないのです。
そして、カロリーが手に入らなかったことに不満の脳は「もっとカロリーをくれ!」と甘いものを欲しがるのです。

 

誕生日に思わせぶりなことを言われたに、プレゼントがもらえなかったようなものです。
このガッカリ感は半端ではありません。

 

【↓カロリーゼロの甘いものを飲食したら↓】

う~ん、甘くておいしい! パクパク

これは高カロリーに違いない!(ワクワク)

でもカロリーゼロだから、大丈夫!

ガーン!!!

期待してたのに!カロリー欲しい! バタバタ

あれ?もっと甘いものが欲しくなってきた

 

このように、一見メリットばかりに思えた人工甘味料には、隠れた害があることがわかりました。

 

人工甘味料のデメリット

  • 腸内フローラに悪影響を与える
  • 甘いものが欲しくなる

 

もし、あなたがダイエットのために"カロリーゼロの甘い飲み物"を飲んでいるとしたら、今日から飲むのをやめましょう。
水やお茶に変えるのが一番です。
味が好きで飲んでいるなら、少しづつ量を減らしていきましょう。

 

そして、あなたの家の中には、多くの人工甘味料が隠れているはずです。
食べる・飲むついてでに、パッケージ裏を覗いてみてください。
この記事を読んだ後だと、食べる気が無くなるかもしれませんが(笑)。

 

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【参考文献】
(*1)
Taylor Feehley, Cathryn R. Nagler.
The weighty costs of non-caloric sweeteners
Nature volume 514, pages176–177(2014)

(*2)
Qing Yang
Gain weight by “going diet?” Artificial sweeteners and the neurobiology of sugar cravings
Yale J Biol Med. 2010 Jun; 83(2): 101–108.

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